中学受験算数「割合どうしの積の問題」です。
割合どうしの積の問題
直方体があります。たて、横の長さをそれぞれ5%減らし、高さを4%増やします。このとき、体積は何%減少するか、求めなさい。
割合どうしの積の問題のポイント
2重または3重が積に表される場合の割合
・割合どうしの積から新しい割合が求められる。
(例)ある長方形のたてが10%増え、横が10%減ると、1.1×0.9=0.99より、面積はもとの99%となる。
割合どうしの積の問題の解説
<手順➊>
はじめの直方体の体積を
1×1×1=1 とする。
※はじめの直方体のたて、横、高さをそれぞれ1としている。これらがもとにする量。
<手順➋>
新しい直方体の体積の割合は
- たて…1-0.05=0.95
- 横…1-0.05=0.95
- 高さ…1+0.04=1.04
より
0.95×0.95=1.04=0.9386
※体積=たて×横×高さだから、割合どうしの積から、新しい体積の割合が求められる。
<手順➌>
よって、1-0.9386=0.0614
0.0614を「%」で表すと
0.0614×100=6.14
割合どうしの積の問題の解答
6.14%
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