小学生が覚えておきたい慣用句の一覧です。中学受験でもよく出題されるところでもあります。確実に得点したいので、以下の慣用句はかんぺきに覚えておきましょう。
覚えておきたい慣用句
(慣用句)(意味)の順に一覧にしています。
※「ルビ(ふりがな)」をふってあるところは、その漢字は読めるようにしておきましょう。
- 赤字は、ケアレスミスが多い
- 青字は、正答率が低い
体の部分を使った慣用句
- 目が高い…価値を見極める力が優れている。
- 目が回る…非常に忙しい。
- 目に余る…あまりにひどすぎて、見過ごせない。
- 目鼻がつく…見通しが立つ。
- 目の色を変える…興奮して表情が変わる。
- 目を疑う…見たことが信じられない。
- 目を奪われる…われを忘れて見入る。
- 目を凝らす…一点を集中して見る。
- 目をつぶる…過失や欠点を黙って見逃す。
- 目を盗む…こっそりと何かをする。
- 目を光らせる…厳しく監視する。
- 鼻が高い…得意になる。
- 鼻であしらう…相手をばかにして冷淡に扱う
- 鼻で笑う…相手を軽蔑したように笑う。
- 鼻にかける…何かにつけて得意げに振る舞う。
- 鼻につく…あきあきして不快に感じる。
- 鼻を明かす…相手を出し抜いて驚かす。
- 鼻を折る…相手の自慢する気持ちをくじく。
- 口が重い…あまりしゃべらない。
- 口が堅い…言ってはいけないことを他言しない。
- 口が軽い…おしゃべりである。
- 口がすべる…秘密などをうっかりしゃべる。
- 口を酸っぱくする…同じことを何度も言う。
- 耳が痛い…欠点などを指摘され聞くのがつらい。
- 耳が早い…うわさなどをすぐに聞きつける。
- 耳を貸す…相手の話をまじめに聞いてる。
- 舌を巻く…ひどく驚く。また、感心する。
- 顔が売れる…世に広く知られる。
- 顔が立つ…面目が保たれる。
- 顔がつぶれる…面目を失う。
- 顔が広い…交際範囲が広く、知り合いが多い。
- 頭がかたい…既成観念にとらわれている。
- 頭を抱える…非常に困る。
- 頭をひねる…一所懸命に考える。
- 肩の荷が下りる…責任を果たし、ほっとする。
- 肩を落とす…ひどく落胆する。
- 手も足も出ない…どうすることもできず困る。
- 手を貸す…人の仕事を手伝う。
- 手を引く…今までの関係を断つ。
- 手を焼く…取り扱いに困ってもてあます。
- 足が出る…予算がオーバーして赤字になる。
- 足が棒になる…歩き回ってひどく疲れる。
- 足もとに火がつく…危険が身にせまる。
生活や動植物などに関係する慣用句
- 油を売る…むだ話をして仕事をさぼる。
- 板につく…地位や職業がその人にぴったりと合う。
- 一目置く…相手に対して敬意をはらう。
- 瓜二つ…顔かたちがよく似ている様子。
- 折り紙をつける…保証する。
- かぶとを脱ぐ…降参する。
- 犬猿の仲…非常に仲が悪いことのたとえ。
- さじを投げる…あきらめて見放す。
- 雀の涙…ほんの少しであることのたとえ。
- 図に乗る…いい気になってつけあがる。
- 竹を割ったよう…さっぱりした気性のたとえ。
- 帳尻が合う…過不足なく、ものごとの決着がつく。
- 手前味噌…自分のしたことを大げさに自慢する。
- 伝家の宝刀を抜く…とっておきの手段を使う。
- 虎の子…大切にしまっておいた大事なもの。
- 二の足を踏む…決断をためらう。
- 猫の額…非常に狭いことのたとえ。
- 火花を散らす…激しく争う。
- 筆が立つ…文章を書くのが上手である。
- 棒に振る…それまでの努力をむだにしてしまう。
- 的を射る…問題の核心をつく。
- 虫が好かない…何となくいやだと思う。
- レッテルをはる…型にはめた評価を下す。
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