中学受験国語「漢字の成り立ちに関する問題」です。
漢字の成り立ちに関する問題
【1】次の文は、漢字の成り立ちについて説明したものです。それぞれの成り立ちの呼び方を、後の【記号】ア~エから選びなさい。また、当てはまる漢字を【語群】から二つずつ選びなさい。
(1)二つ以上の漢字の意味を組み合わせもの。
呼び方( ) 漢字( ) ( )
(2)数や位置などを、印や記号によって表したもの。
呼び方( ) 漢字( ) ( )
(3)物の形を具体的にえがいたものからできたもの。
呼び方( ) 漢字( ) ( )
(4)音を表す部分と意味を表す部分とを組み合わせたもの。
呼び方( ) 漢字( ) ( )
【語群】本 孫 魚 岩 績 鳥 謝 末
【問題DL】【1】漢字の成り立ち
漢字の成り立ちのポイント
漢字は、成り立ちによって、次の4つに大きく分けられます。
➊【象形文字】物の形を具体的にえがいたものからできたもの。
➋【指事文字】数や位置などを、印や記号によって表したもの。
➌【会意文字】二つ以上の漢字の意味を組み合わせもの。
➍【形声文字】音を表す部分と意味を表す部分とを組み合わせたもの。
漢字の成り立ちに関する問題の解説
(1)
「孫」は、「子」+「系」を組み合わせたもの。子どもの子どもへ糸がつながることを表す。
「岩」は、「山」+「石」を組み合わせたもの。
(2)
「本」は、木の根元に印をつけたもの。
「末」は、木のこずえに印をつけたもの。
(3)
「魚」は、魚をたてにした形からできた漢字。
「鳥」は、鳥を横から見た形からできた漢字。
(4)
「績」は、意味を表す「糸」と音を表す「責」とを組み合わせたもの。
「謝」は、意味を表す「言」と音を表す「射」とを組み合わせたもの。
漢字の成り立ちに関する問題の解答
(1)呼び方( ウ ) 漢字( 孫 ) ( 岩 )
(2)呼び方( イ ) 漢字( 本 ) ( 末 )
(3)呼び方( ア ) 漢字( 魚 ) ( 鳥 )
(4)呼び方( エ ) 漢字( 績 ) ( 謝 )
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