中学受験算数「割合のつるかめ算の問題」2つ割合の増減に注目

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中学受験算数「割合のつるかめ算の問題」です。

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割合のつるかめ算の問題

遊園地にA、B2種類の乗り物があります。今週は、A、B合わせ1797人乗りました。先週に比べると、Aに乗った人数は10%増え、Bに乗った人数は15%増えたので、合わせて197人増えました。先週A、Bそれぞれの乗り物に何人ずつ乗ったか、求めなさい。

割合のつるかめ算のポイント

2つの割合の増減をつるかめ算で解く!
割合のつるかめ算のポイント

割合のつるかめ算の問題の解説

A、Bに先週乗った人の合計は、
1797-197=1600(人)

もし、今週A、Bとも10%ずつ増えていたとすると、増える人数の合計は、
1600×0.1=160(人)

実際には197人増えていて、その人数との差は、
197-167=37(人)

Bは15%増えたのに10%増えたと仮定していたから、この37人がその割合の差の5%にあたる。

したがって、先週のBの人数は、
37÷(0.15-0.1)=740(人)

1600-40=860(人)…Aの人数

割合のつるかめ算の問題の解答

A:860人
B:740人

2つの量の和と何倍かずつの和がでている問題は、よく出題されるので、習得しよう。

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