中学受験算数「食塩水どうしを混ぜる問題」で混合比のコツを伝授します
食塩水どうしを混ぜる問題
5%の食塩水Aと12%の食塩水Bを混ぜて、8%の食塩水を作ります。このとき、AとBの混ぜる量の比を最も簡単な整数の比で答えなさい。
食塩水どうしを混ぜる問題のポイント
混合した重さの比と面積図
・面積図のような食塩水の混合
㋐・㋑の面積が等しく、a:bとx:yは逆比になる。
食塩水どうしを混ぜる問題の解説
<手順➊>
問題の内容を面積図に表す。
長方形㋐と㋑のたての長さは、
㋐…8-5=3%
㋑…12-8=4%
<手順➋>
長方形㋐と㋑の面積は等しいから、たての長さと横の長さから、たての長さと横の長さは逆比になる。したがって、a:b、つまり食塩水AとBの混ぜる量の比は、
1/3:1/4=4:3
食塩水を混ぜたあとの濃さは、もとの2つの食塩水の濃さの平均になるから、平均より上の出っぱりと平均より下のへこみは等しい。
食塩水どうしを混ぜる問題の解答
4:3
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