明治時代は、日本が近代国家へと大きく変わった重要な時代であり、中学受験でも頻出のテーマです。明治維新、富国強兵、殖産興業、日清・日露戦争など、覚えるべき用語や流れが多くあります。本記事では、明治時代のよく出る問題をテーマ別に整理し、入試に出やすいポイントをわかりやすく解説します。
明治時代のよく出る対策問題
次の明治時代に関する(1)~(4)の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
(2)明治維新の改革に不満をもつ士族は、各地で反乱をおこしました。中でも最大の反乱が、薩摩藩出身の( 3 )を指導者とする( 4 )です。
(3)土佐藩出身の( 5 ) は、「今の政府は薩摩と長州出身の一部の者によって動かされている。議会を開いて国民の意見を聞くべきだ。」と主張しました。これをきっかけに( 6 )運動が始まりました。
(4)外務大臣の( 7 )は、そのころ最も力の強かった(い)を相手に交渉を行い、ついに1894年、条約の一部を改正して治外法権をなくすことに成功しました。その条約改正に成功した背景には、このころアジアで(う)と対立していた(い)が日本の協力を求めていたという事情もあります。
問1 ( 1 )~( 7 )にあてはまる最も適切な語句を答えなさい。
問2 (あ)~(う)にあてはまる国名を次のア~オからそれぞれ1つずつ選び、記号で答えなさい。
ア:イギリス イ:フランス ウ:ドイツ エ:アメリカ オ:ロシア
明治時代のポイントまとめ
① 明治時代とは?
明治時代は、1868年の「明治維新」から1912年までの約45年間の時代。江戸時代が終わり、日本が近代的な国へと大きく変わった。
② 明治維新(めいじいしん)
江戸幕府が終わり、新しく天皇中心の政治が始まった。これを「明治維新」といい、日本の社会やしくみを大きく変える改革が行われた。
③ 四民平等(しみんびょうどう)
江戸時代の「士農工商(しのうこうしょう)」の身分制度をなくし、すべての人を平等にした。
④ 富国強兵と殖産興業(ふこくきょうへい・しょくさんこうぎょう)
国を豊かにして、軍隊を強くする「富国強兵(ふこくきょうへい)」と、工場や産業を育てる「殖産興業(しょくさんこうぎょう)」が進められた。
⑤ 学制・徴兵令・地租改正
学制(がくせい):すべての子どもに学校での勉強をすすめる制度(1872年)
徴兵令(ちょうへいれい):20歳以上の男子に兵隊の義務(1873年)
地租改正(ちそかいせい):税をお金で納める制度に変わった(1873年)
⑥ 憲法と議会のはじまり
1889年、「大日本帝国憲法」が出され、1890年には「帝国議会(ていこくぎかい)」が開かれた。日本が憲法に基づいて政治をする国になった。
⑦ 日清戦争と日露戦争
日清戦争(1894年):中国(清)と戦い、日本が勝った。
日露戦争(1904年):ロシアと戦い、日本が勝った。世界に日本の強さが知られるようになった。
⑧ 近代文化の広がり
洋服、鉄道、郵便、電気など、西洋の文化や技術が日本に広がった。文明開化(ぶんめいかいか)と呼ばれた。
まとめ
明治時代は、日本が昔のしくみを大きく変えて、近代国家を目指した時代。学校や軍隊、産業のしくみが整えられ、外国との戦争にも勝つことで、世界から注目される国へと成長した。
明治時代のよく出る対策問題の解答
(1)伊藤博文
(2)内閣総理大臣
(3)西郷隆盛
(4)西南戦争
(5)板垣退助
(6)自由民権
(7)陸奥宗光
問2
あ…ウ
い…ア
う…オ
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