とじこめられた空気と水に関する問題です。ペットボトルでロケットをつくり、その中に入れる空気と水の量に関する問題です。
「ペットボトルロケット」基本問題
Q:下の図のようなペットボトルロケットをつくった。ペットボトルの口にはめたゴム栓には空気入れの針がさしてあり、空気入れによってペットボトル内に空気を送ることができるようになっている。ペットボトルに加わる力が大きくなると、ゴム栓が外れてペットボトルが飛んでいく。これについて、以下の各問いに答えよ。
(1)水の量を2倍にすると、ペットボトルロケットの飛び方はどうなるか。大きくなる、小さくなるのどちらかで答えよ。
(2)(1)の理由を答えよ。
(3)図のペットボトルロケットが飛ぶしくみを説明したものとして正しいものを、下のア〜ウの中から一つ選べ。
ア 押しちぢめられた空気が反発する力によって水をちぢめ、その反発力によって飛ぶ。
イ 押しちぢめられた空気が反発する力によって水を押し出し、その反発力によって飛ぶ。
ウ 押しちぢめられた空気が反発する力によって水を水蒸気に変え、その反発力によって飛ぶ。
とじこめられた空気と水に関する問題ですので、基本内容がわからない場合は、中学受験理科「とじこめられた空気と水」押し縮めることができるのは?を参考にしてください。
「ペットボトルロケット」基本問題 解答
A
(1)小さくなる
水の量を多くしすぎると、ペットボトルロケットは飛びにくくなります。
(2)押しちぢめることができる空気の量が少なくなり、反発力が小さくなるから。
また、水の量が増えることでロケット自体の重さが重くなることも理由の一つです。
(3)イ
空気は押しちぢめることができます。空気が押しちぢめられると反発する力が生じ水を押します。空気によって強く押された水はペットボトルから噴き出し、その反作用によってロケットが飛ぶのです。
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