中学受験算数「公約数の個数の問題」です。
公約数や約数の個数の問題
【10】次の問いに答えなさい。
(1)72と120の公約数は全部で何個あるか求めなさい。
(2)120の約数は、全部で何個あるか求めなさい。
公約数や約数のポイント
公約数と約数の個数の求め方は以下のようになる。
■公約数の個数
公約数は、最大公約数の約数つまり、公約数の個数=最大公約数の約数の個数となる。
■約数の個数の求め方
2つの整数の積の形に表して数える。
(例)36の約数は 1×36、2×18、3×12、4×9、6×6、9×4、12×3、18×2,36×1の9個
公約数や約数の個数の問題の解説
(1)まず24と120の最大公約数を求める。
上の計算より、2×2×2×3=24となる。(補足)24の約数は、24でわりきれるから、当然、72と120もわりきれます。つまり、72と120の公約数となるわけです。
あとは、24の約数の個数を求めるといいので、
1×24、2×12、3×8、4×6、6×4,8×3、12×2、24×1で8個
(2)
1×120、2×60、3×40、4×30、5×24、6×20、8×15,10×12 …前半で8個なので、後半も8個と考えられるので8×2=16個となる。もちろん、書き上げてもいい。(12×10,15×8、20×6、24×5、3×4、40×3、60×2、120×1
公約数や約数の個数の問題の解答
(1)8個
(2)16個
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