中学受験国語「熟語の成り立ちの問題」

熟語の成り立ちアイキャッチ 国語
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中学受験国語「熟語の成り立ちの問題」です。

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熟語の成り立ちの問題

A.次の成り立ちの熟語を、後の【語群】から二つずつ選んで書きなさい。

(1)似た意味の字を重ねる
(2)意味が反対の字を重ねる
(3)上の字が主語、下の字が熟語になる
(4)上の字が下の字を修飾する
(5)下の字が「…を」「…に」に当たる意味を表す
(6)上の字が下の字の意味を打ち消す

【語群】
売買 無限 樹木 人造 不信 決心 消火 最新 私立 救助 善悪 海底

B.次の熟語と同じ成り立ちのものを、後の【語群】から二つずつ選んで書きなさい。
(1)宇宙人
(2)高学年
(3)市町村

【語群】
松竹梅 図書館 大都市 新機能 衣食住 展覧会

【問題DL】【7】熟語の成り立ち

熟語の成り立ちのポイント

➊二字熟語の成り立ち
(1)似た意味の字を重ねる

(例)学習(学ぶ=習う)

(2)意味が反対の字を重ねる

(例)進退(進む⇔退く)

(3)上の字が主語、下の字が熟語になる

(例)市営(市が営む)

(4)上の字が下の字を修飾する

(例)再会(再び会う)

(5)下の字が「…を」「…に」に当たる意味を表す

(例)投球(球を投げる)

(6)上の字が下の字の意味を打ち消す

(例)非常(常でない)

➋三字熟語の成り立ち
(1)上の字が下の二字熟語を修飾する

(例)新校舎 高得点 未解決(意味を打ち消す、不・無・非・未が上につくこともある)

(2)上の二字熟語が下の一字を修飾する

(例)学級会 保健室 経済的(意味をそえる、的・性・化)などが下につくこともある)

(3)三字が対等に並ぶ

(例)市町村

➌四字以上の熟語の成り立ち
(1)いくつかの語の集まりから成る

(例)交通機関(交通-機関) 電子計算機(電子-計算-機)

(2)四字が対等に並ぶ

(例)花鳥風月(花-鳥-風-月)

熟語の成り立ちの問題の解説

A.
二字熟語の成り立ちを考えるときは、それぞれの漢字を訓読みにするとよい。

B.
(1)上の字が下の二字熟語を修飾
(2)上の二字熟語が下の一字を修飾
(3)三字が対等に並ぶ

熟語の成り立ちの問題の解答

A.
(1)樹木 救助
(2)売買 善悪
(3)人造 私立
(4)最新 海底
(5)決心 消火
(6)無限 不信

B
(1)図書館 展覧会
(2)大都市 新機能
(3)松竹梅 衣食住

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