中学受験算数「ダイヤグラムの問題」相似を活用したテクニックです。
ダイヤグラムの出会い問題
よしひろ君は歩いてA駅を出発してB駅に向かい、まゆさんは自転車でB駅からA駅に向かいます。二人は同時にA駅とB駅を出発しました。次のグラフはそのときの二人のA駅からの距離を表したものです。よしひろ君とまゆさんがすれ違ったのは、二人が出発して何分後か求めなさい。
ダイヤグラムの出会い問題のポイント
相似の形を利用してグラフの問題を解く!
上の図で、三角形㋐と㋑は相似
OB:DE
=OG:DG
=OA:AC
=BG:EG
=OF:FE
ダイヤグラムの出会い問題の解説
<手順➊>
次の図で、三角形㋐と三角形㋑は相似で、相似比は
6:30=1:5
<手順➋>
2人がすれ違った時間を出発してからx分後とすると、
(0-x)と(x-30)の比も1:5となる。
<手順➌>
30分を1:5に比例分配して
30×1/6=5
※6は1+5をしている。
ダイヤグラムの出会い問題の解答
5
結局、2人の速さを求めなくても解答ができることがわかります。
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